「コロナ」は、忘れたころにやって来る
書店で、写真の本に出合った。
著者は西村秀一さん、国立病院機構仙台医療センターウイルスセンター長である。
そして、あのプリンセスダイヤモンド号で、現場を指揮した方でもある。
非常にわかりやすく、読みやすい書籍である。
そして、コロナについて色々と情報が錯綜しているが、「なるほど」と
目から鱗が落ちるような気付きもあった。
その中には・・・
新型コロナは「空気感染」である。
閉鎖された狭い場所では、パーテーションなどはむしろない方が安全。
空気が流れる方が良いので、換気をしっかりすること。
ウイルスは皮膚から感染しないので、接触感染は気にしなくて良い。
消毒のやり過ぎは効果がないどころか、かえって害。
感染リスクが最も高い行動は、ウイルスを肺まで吸い込むこと。
乾燥した環境だと飛まつが小さくなり、吸い込みやすくなる。
だから冬は重症化する人が多く、逆に夏は少ない。
なるほど、なるほど・・・このコラムを通じて、これからも紹介していきたい。