新型コロナと2020年5月28日
全ての人間が持っている免疫細胞「キラーT細胞」を人工的に作り、
今回の新型コロナ治療薬として開発する研究が、京都大学で行われている。
「キラーT細胞」は、ウイルスに感染した細胞を破壊する力をもっており
また、その時の「記憶力」をも持っており、一度ウイルスの情報を得ると
次に同じウイルスが来ても、すぐに破壊することが出来る。
いま京都大学では、回復した新型コロナ感染者から採血し、「キラーT細胞」を
取り出し、あのiPS細胞で培養し、治療薬にすることが進められている。
今この技術を持っているのが、日本だけであることも心強い。
これが実用化されると、将来未知なるウイルスが発生しても破壊することが可能となる。
その時は、人類がウイルスに勝利する時であり、「パンデミック」という言葉は
過去のものとなる。