世界の松井秀喜と、世界の北野武 (ビートたけし)
ケガと病気で、大関から序二段まで降格した照ノ富士。
それを克服し再度、大関までに昇りつめ今場所も優勝へ一歩リードしている。
まさに、本人の厳しい精進によりどん底からはい上がってきた。賞賛したい。
一方、朝乃山は模範となるべき大関の立場にもかかわらず、協会のルールを破り
非常事態宣言中に、深夜までキャバクラ通い。
協会の事情聴衆には「事実無根」と主張したあと、
一転して虚偽報告であったことを認めるという、本末転倒な大関。
たぶん、十両まで降格されるであろうといわれている。
こちらはどん底に落ちそうな大関。
富山出身ということもあり、親近感を感じていた力士がゆえに残念でたまらない。
心を入れ替えて、照ノ富士のようにはい上がってきて欲しい。
「おごれる者久しからず」、そのものの出来事である。