コラム
Go To 避難
2020年9月8日 公開 / 2021年3月2日更新
台風10号により、コロナ禍の中で日本全国がその脅威におびえていた。
幸い北陸地方はほとんどその影響はなかったが、九州、沖縄地区の人々は
大変なご苦労をされた。
今回の非難の特徴として、政府が推し進める「Go To トラベル」を利用して
ホテルに避難するという、新しいスタイルの避難方法が生まれた。
筆者の知人で奄美の喜界島に住んでいる。台風に慣れているこの島の人々も
今回はさすがに身の危険を感じたそうである。
ひとたび台風が来れば、離島は食料品や薬品等の物資の輸送ルートは完全に断たれる。
写真は台風10号が襲来した奄美・喜界島の様子
限られた観光宿泊施設に島民の宿泊が集中し、その知人は予約が取れず
バナナの木が根元から飛ばされるという暴風の中で、3日間耐え忍んだそうである。
災害時の避難場所は、学校、公民館とお決まりなっているが、withコロナ時代の
避難方法の一つとして、行政が宿泊施設を借り上げるという方法があっても良いのでは?
と、感じるのは筆者だけであろうか。
関連するコラム
- ここまで自動化されるとは ! 2018-06-16
- 進む高齢化の現実 2018-05-31
- 世界の松井秀喜と、世界の北野武 (ビートたけし) 2018-05-29
- 「透明」に色付く現代社会 2018-06-28
- いま注目のパワースポット 2018-06-27
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
上野峰喜プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。