コラム
中小・零細企業の兵糧(現預金)の現実
2020年5月11日 公開 / 2021年3月2日更新
名古屋商科大学大学院の教授で、アナリストでもある大槻奈那さんが、
今回のコロナショック機に、我が国の中小・零細企業の兵糧(=現預金)の
実態を調査のうえ、その結果を公開した。
対 仕入原価＋販売管理費の合計に対し
全産業で2.4カ月 製造業2.5カ月 飲食サービス業2.1カ月 小売業1.5カ月
宿泊業1.1カ月 となっている。
今回は、リーマンショック時以上に企業が大打撃を受けることは確実であり、
特に中小企業・零細企業への、今までの施策にとらわれない、発想の転換と
迅速な支援策が必要となっていることが、この調査結果からも判断できる。
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