日本最南端の市が、コロナ感染拡大で大ピンチ
東京大学名誉教授で政治学者の御厨貴氏が、今回の新型コロナの対応力で全国の知事を
文春オンラインを通じて評価した。
残念ながら、石川県知事には手厳しい評価となった。
御厨教授の評価は以下の通り。↓
石川県・谷本正憲「×」 知事の危機感を修正できない組織
いまからすると信じられないようなことかもしれませんが、国内感染者が初めて1日100人を超え、東京でも40人の感染が確認された3月27日になっても、都民に向けて「無症状の人は(東京から)おこしいただければ」と県内の観光をアピールしていた知事がいました。石川県の谷本正憲知事(75)です。
危機感の足りなかった石川県の谷本正憲知事(75)
4月30日時点で、石川県の人口10万人あたりの感染者数は東京都に次いで全国で2番目に多くなっています。残念な経過をたどっている状況を考えても、谷本知事に危機感が足りなかったことは間違いありません。
ただ、多かれ少なかれ地方の知事は「コロナと言っても、まだ都会のことで現実感が湧かない」という気持ちを持っていたと思います。根深い問題は、知事のトンチンカンな反応を県の上層部が修正できなかったことです。県のお偉いさんたちも危機感を持てなかったから、そのまま知事が公の場で発言してしまった。役所の危機管理のありかたという視点でも「×」ですね。
「文春オンライン」の詳細は以下の通り
東日本地区 (石川県はこちら)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200505-00037688-bunshun-soci
西日本地区
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200505-00037690-bunshun-soci