進む高齢化の現実
人類は紀元前429年頃から(記録が残っている)、感染症と果てしなき戦いを続けている。
近年での、主な事例を紹介する。
1960年~ HIV/エイズ
エイズはHIV(ヒト免疫不全ウイルス)によって発生し、これまでに全世界で
約3,200万人が死亡。3,800万人が現在も感染している、薬は開発されたが
高額な治療費が大きな問題となっている。
2003年 SARS(重症急性呼吸器症候群)
コロナウイルスが原因で、中国広東省から発生し、香港、ベトナム、米国などに
広がる。全世界で8,098人が感染、774人が死亡した。各国間の連携した検疫体制が
功を奏し、同年7月に終息宣言が出された。
2015年~ エボラ出血熱
1976年に最初の流行が確認、コウモリが宿主とされるエボラウイルスによって
引き起こされた。
血液や体液との接触で人から人に感染し、致死率が高い。
主流行地域は、今のところアフリカ大陸にとどまっている。
2015年~ 麻疹(はしか)
欧州やアジアの一部で現在も感染がみられる。根絶したといわれていた米国で
大流行。ワクチン懐疑層が子供への枠地区接種拒否が、原因と言われている。
昨年1年間で、1282症例が米国内で起きていた。