進む高齢化の現実
イラン
中部のコム市では毎日、大勢のイスラム教シーア派信者が、同派聖人を祭る廟の
壁を手や唇で触れ祈る。
イラン政府は新型コロナの感染が拡大しても、この巡礼を止めなかった。
同時にロウハニ大統領は「神のおぼしめしで、ウイルスは消えるであろう」といったが
副大統領や、その側近たちが次々に感染してしまった。
韓国
大邱市の新天地イエス教会では信者が密集し礼拝を行ったが、神様に失礼という理由で
マスク着用は禁止。そこから韓国内の爆発的感染が始まる。
その後、教祖はマスク着用で土下座して謝罪する。
韓国政府は、大邱市からウイルス検査の徹底を始めると発表したが
残念ながら、大邱市の感染対策担当者はすでに本人自身が感染していた。
なぜなら、その担当者は新天地イエス教会の信者であった。
アメリカ
最初は「新型コロナはとても制御されている、奇跡のようにウイルスは消える」と
断言していたトランプ大統領。
しかし数日後には、アメリカ全土に非常事態宣言を発し、対策担当にペンス副大統領を
指名する。
敬虔なキリスト信者であるペンスは、インディアナ州知事時代エイズが流行し始めた時
「まずは、神に祈るべき」と言って対策が後手に回り、感染に拍車をかけた人物と
言われている。
しかし今回、副大統領のペンスは指名されてすぐに現場に飛んだ。
訪れた先は、感染者が出ていないフロリダ州。
本当の飛んだ理由は、政治資金パーティーへの出席だったらしい。
この感染症対策には、信仰・宗教、誤った思い込みではなく
「真実と強力が指導力」が求められている。