重要文化財の世界 その①
昨年10月22日、天皇陛下が即位を公に宣明される、皇居の宮殿において
が行われたことは、まだ記憶に新しいところ。
その時に使われた「高御座と御帳台」が、この19日まで東京国立博物館で
特別公開された。
「高御座」
「御帳台」
ちょうど筆者は東京に所用があり、またとない既遂と思い時間を作り見学してきた。
厳重な警備と所持品の検査のもと列に並ぶこと約30分で、「高御座と御帳台」に到達。
(前日は、2時間30分待ちであったらしい・・)
そこはまるで、別世界の宮廷の雅の世界であった。
見学は無料、写真撮影もOKという見学者への思いやりもあった。
そして、即位礼正殿の儀の当日テレビでは正面しか見ることはできなかったが
特別公開では、その裏側も見学できるという貴重なものであった。
「高御座と御帳台」の裏側
このあと、「高御座と御帳台」は京都御所に移される保管されるが
3月1日~22日の間、京都御所でも特別公開されるようである。
30分並んでも十分に価値がある、「特別公開」とお勧めする。
「厳しいボディチェック」はあるが・・