「透明」に色付く現代社会
書店の店頭に並ぶ、多くの2020年の各種予測雑誌や書籍。
私見ではあるが、筆者の5大トピックスを選んでみた。
1位 東京五輪・パラリンピック
招致の際には、開催費用7,000億円と「世界一コンパクトな大会」とアピールしたが
その後費用は膨らみ、総額1兆3,500億円+予備費3,000億円と見込まれている。
2位 5Gサービスの実用化
2020年春に5Gのサービスが開始する。車、家電、ロボット等あらゆるモノが
ネットにつながる「I o T 」の普及が加速する。
3位 東西ドイツ統一30周年と国内不安定化
ベルリンの壁崩壊に続く、1990年東西ドイツが統一されてから30周年。
意外に知られていないが、旧東側の経済状況が悪く旧西側との格差が続いている。
旧東側で不満を抱える国民が多く、不安定化が潜んでいる。
EU最大の経済大国ドイツの不安定化が進むことは、EUの運営にも大きな影を
落とすことも予想される。
4位 レジ袋有料化、プラごみ対策が本格化
2020年7月から全ての小売店に対し、レジ袋の有料化を義務付けられる予定。
さらにEUを中心にプラスチック製品の再利用、再生利用が進む中で
プラスチックの代替素材のニーズも含め、ビジネスチャンスが期待できる。
5位 もう一つの新都心が誕生
2020年春に山手線・高縄ゲートウェイ駅が開業する。49年ぶりの新駅。
操車場跡地に生まれる広大な土地に、5,000億を投じて2024年までに新都心が生まれる。
羽田空港アクセス線という新線の計画もあり、国内外への圧倒的な利便性を持つ
新しい首都の姿が現れようとしている。