紅と黄の競演
写真に写る風景は、どこにでも見かけるような田園風景のように見えるが
実は、異次元ともいえる田園地帯である。
そこは、京都・修学院離宮内にある田園。すべて宮内庁管轄下にある。
そのため、何人も許可なく立ち入ることはできない場所である。
広さは約54.5万平米、東京ドーム約12個分の広さである。
数軒の地元農家が米や野菜を栽培し、意外にも宮内庁に献上することもなく
地元のJAに納めているとのこと。
宮内庁の施設のため、常時皇宮警察が警備している。
日本一安全な田園地帯ともいえるが、宮内庁職員の方によると
最近は、クマ、鹿、猿、猪が集団で毎日のように現われその対応に苦慮しているらしい。
場所が場所だけに、簡単に駆除は出来ないそうである。
いずれの写真も宮内庁許可のもと筆者撮影