おせちの重箱も環境配慮型へ
雨の降り方がこれまでと、大きく変わってきたのはなぜ ?
ここ数年、国内では集中豪雨による広域な浸水や土砂崩れ等々の大災害が
頻繁に発生している。
「ゲリラ豪雨」はいつの間にか、「線状降水帯」という専門気象用語に取って代わり
怖いことに、耳慣れた用語にさえなってきている。
実は、気候変動は豪雨の起こり方の長期的な傾向に、影響を与えている。
地球の平均気温は産業革命から今日までに、約1℃上昇している。
1℃上昇すると、大気中に含まれる水蒸気量は7%以上増加するといわれている。
つまり、気候変動=地球温暖化が進むにつれて、雨の量が増えていくことになる。
今まで「すごい雨でしたね」で終わっていたものが
「100年に一度あるような大雨量」に、変わってきているのである。
地球温暖化によって、そのうち「雨乞い」という言葉は、消え失せるかもしれない。