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上野峰喜

環境に優しい電解水や食品資源リサイクル機器のプロ

上野峰喜(うえのみねき)

株式会社金沢テックサービス

コラム

銀メダリスト柔道家の篠原信一さんの、今は・・・

2019年7月22日 公開 / 2021年3月2日更新

テーマ:くらし

コラムカテゴリ:くらし

2000年のシドニー五輪の柔道決勝戦で、「世紀の誤審」と話題になった篠原信一さん。
今では、柔道家というよりお笑い系タレント? のイメージが強いが・・・


              
先日、その篠原信一さんの講演会があり拝聴してきた。
タレント?で、場数を踏んでいるのか、1時間半余り聴衆を引き付ける話しぶりはさすが。

意外にも、篠原さんが柔道を始めたのは中学1年生から。
それも、中学入学と同時に柔道部が新設され、すでにその時は身長180㎝近くあった
篠原さんに白羽の矢が向けられ、半ば強制的に入部させられたとか。

その時は、遊びたい盛りでもあり、毎日部をやめることばかり考え部活にもほとんど参加せず、
ご本人曰く「実際は、早期帰宅部員」だったとか。
体型は恵まれていても、練習はさぼっており試合に出ても当然ながら勝てない。

それが、ある時偶然にも一度試合で勝ったことがあり、それから「勝つこと」の楽しさを
覚え柔道に熱中と努力を重ね、ついにはオリンピック選手までとなった。

あの「誤審」については、試合中相手の方に有利なジャッジの流れになっていたことは
判っており、それが焦りとなり結果としては「銀」となった。


          
ご本人に曰く、「自分自身の心が弱かった」ことが敗因であるとのこと。
真のゴールドメダリストであれば、あの場面は「焦らず」、「なにくそと、審判員に向かって試合相手を投げ飛ばす位の強い心をもっている。その強い心を持っていなかった自分が負けて当然」

なかなか意味のある言葉だった。

いま、その篠原信一さんは、夫人と奈良県で産業廃棄物処理会社を立ち上げ、専務という肩書で活躍している。
夫人が社長で、会社内でも、やっぱり銀メダルの立ち位置とか。

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