平成という30年と113日間の時代

今日で「平成」は終わる。30年と113日間の時代だった。

1989年(昭和64年)1月7日昭和天皇の崩御により、悲しみの中で「平成」を迎えた。


　　　　　　　　　　　　
小渕官房長官(当時)の

「只今終了いたしました閣議で元号を改める政令が決定され、第1回臨時閣議後
申しました通り、本日中に公布される予定であります。
新しい元号は、平成であります。」

記者会見が、今でも昨日のように思える。

平成の典拠は、漢籍で
「史記」の、内平かに外成る
「書経」の、地平かに天成る
から採られた。

ただ「平成」という30年と113日間が、どうであったか?を振り返るには
もう少し時間が必要に思える。

248番目の元号となる「令和」は万葉集から採られ
天皇の退位という形で悲しみのない時代交代である。


　　　　　　　　　　　　
皆が願うことは、「令和」も「平成」同様、戦争のない時代であって欲しい
ことに尽きると思う。