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この5月1日に、第126代天皇に即位される徳仁親王(皇太子さま)の著書
「水運史から世界の水へ」が、この4月5日に発売された。
この著書には、徳仁親王(皇太子さま)が国連や国際会議などで行った、自然災害や
貧困と水との関係などをテーマにした9回分の講演記録が納められている。
冒頭の「はじめに」は、徳仁親王(皇太子さま)がこの出版のために書き下ろされた
もので、その中で筆者には印象的な一文があった。
「巨大津波や地球温暖化にともなう水問題は、今後ますます深刻になっていくと
思われ、一層の対策が望まれます。私自身、日本はもとより、世界で困難な状況に
置かれている人々に、今後とも心を寄せていきたいと思っています。」
次の天皇がこれからの時代への思いをつづられている、お薦めする著書である。