書道家・武田双雲、サザンオールスターズ、石川県

2019年1月29日公開 / 2021年3月2日更新

テーマ：ご案内

コラムカテゴリ：くらし

コラムキーワード：退職　手続き

先日、石川県が主催した講演会が県立美術館で開催され筆者も拝聴してきた。

講師は、書道家の武田双雲さん。熊本県生まれで、大学卒業後NTTに就職。
入社3年目で書道家を目指し退職し、借金300万円を抱えたマイナスからのスタート。

　　　　　　　　　　　　　　
筆者は今まで、著名人を含めた多くの講師の話を聞いてきたが
武田双雲さんも、記憶に残る講師のひとりとなった。

　　　　　　　　　
(写真撮影タイムもある講演会・・いい味出している)

何しろこの方の、前向きな姿勢、旺盛な好奇心には、ただ感心するのみである。
マイナス思考など、全く持たない人物である。

この講演会の後、武田双雲さんはブログを通して、以下のような情報発信を行っている。

今回の石川県立美術館での講演をブッキングしてくれたイベント会社の社長Aさんが
嬉しいことに「数十年講演会をやってきて、今までで一番面白かった、感動しました」
と言ってくれた。素直に嬉しい。

Aさんは現在64歳、サザンオールスターズのメンバーと同じ大学で同級生。
レコード会社に入社して、まだ名もない頃のサザンオールスターズと共に
営業することに。
一緒に江の島や茅ケ崎海岸でみかん箱にのって、歌って、Aさんは声を出して
ビラを配ったりしていたけど　誰も足も止めない、レコードも全く売れず。

「勝手にシンドバット」でメジャーデビューするも、これも全く売れず。
必死で、営業のどさまわりしても売れない日が続く。

　　　　　　　　　
そして、3曲目にして「いとしのエリー」が爆発。

(中略)

Aさんは当時正直、なんでこんな辛い思いをしなきゃいけないと思ったらしいが
サザンオールスターズのメンバーは売れることを確信していた。
確信と行動の連続が、実を結んだ話でした。

久しぶりに、聞き手の心に響く感動の講演会であった。
このような講演会に出会えたことにも、感謝したい。

　　　　　　　　
〆に、最後は全員で写真撮影　筆者もこの中にいます。(武田双雲さんブログより)