126年分のご利益
伊勢神宮・内宮を参拝した帰り道、宇治橋のところで物々しい雰囲気。
そして、そのあとの静寂。
この宇治橋は、皇族、伊勢神宮祭主の方々以外は、車両で渡ることが出ない。
伊勢神宮の祭主であり、今上天皇の皇女である黒田清子(くろだ さやこ)が
祭主として儀式を執り行われるため、伊勢神宮にお越しになった場面に出会う。
昨年より伊勢神宮の祭主になられたとか。
清子様は、ご結婚により既に民間人となっており、唯一宇治橋を車両でお渡りできる民間人
ということになる。
当然、お付きの方、警備のSPの方は徒歩で橋を渡ることになる。
先導する宮内庁の方に、写真の撮影とこのコラム掲載のご許可を求めたところ
意外にも「黒田さんを撮影してもいいですよ」と予想を反しての、ご承諾をいただく。
民間人になられたので「黒田さん」と、お呼びになっているのも意外なこと。
大変記念となった、伊勢神宮参拝であった。
2016年伊勢志摩サミットの際にも、各国首脳は徒歩でこの宇治橋を渡ったようである。