名付け親は、あの吉田茂の長男・吉田健一
子供の頃、理科?の時間で学んだ「フォッサマグナ・糸魚川-静岡構造線」が
直にみられるフォッサマグナパークがこの8月に整備され公開されました。
好奇心旺盛な?筆者も早々に、現地を尋ねてみました。
構造線(断層破砕帯)をはさんで、左側(西側)の約4億年前のユーラシアプレートと
右側(東側)の約1,600万年前の北米大陸プレートがはっきりとわかります。
左側(西側)は固い岩盤、右側(東側)はもろい岩盤となっています。
いまでも、北米大陸プレートはユーラシアプレートの中へと入りこんだ動きをしています。
この地下エネルギーと、気が遠くなるような時間を要して、ここからヒスイが誕生します。
この構造線があってこそ、神話にも登場するヒスイが作られます。
ヒスイは「日本の国石」と認定されていますが、2016年9月24日に金沢大学で
開催された日本鉱物科学会で採決されたものです。
意外なところで、金沢とつながりがあるようです。
この構造線を境に、東日本と西日本の文化等が違ってきています。
例えば・・・
電源周波数 東は60Hz 西は50Hz
灯油のポリタンク 東は赤色 西は青色
カップ麺の味付け 東は濃味 西は薄味
大人も童心に戻ることが出来る、不思議な「日本の境界線」とも言えるでしょう。