大富豪が、ばらまく二酸化炭素
那覇市の中心部・平和通りの牧志公設市場の近くに、日本一短い商店街の「八軒通り商店街」があります。
その名の通り、24歩で歩ける全長17.8メートルの商店街です。
その商店街は、戦後8軒の食堂が営業し「八軒通り」の愛称で市民に親しまれていましたが、時代の変遷とともに食堂から雑貨屋等に代わりました。
しかし10年前より廃業する店が増え、その商店街自体が消滅する危機に直面します。
そこで残った若者たちが、真逆的な発想で「日本一短い商店街。わずか歩いて24歩のストリート」のキャッチフレーズを掲げ、手作りの横断幕を掲げ設置しました。
なんと、この真逆的キャッチコピーが日本中、いや世界中に注目され、以前のように人が集まり、活気が戻ってきているそうです。
当然SNS等にも情報発信され、全国からの見学者も多いとのこと。
同商店街では、現在世界中の商店街の長さを調べもし世界一短いことが確認できればギネスにも申請するとか?
コストをかけずとも、柔軟な発想のみで地域、組織を活性した好事例の一つだと思います。
まさに、「たかが八軒、されど八軒」ですね。