インドの大気汚染が深刻化
今月11日夜から北陸地方を襲った大雪は、石川県内で除雪作業中の事故などで2人が死亡、22人が重軽傷を負ったとのことです。
石川県によると、20人以上の死傷者を出した雪被害は過去10年なかったとのこと。
今回の大雪の中で、特に問題となったのは生活道路の除雪が追いつかず、天候が回復してからも分厚く氷状態となった雪が多く残り、車の立往生や渋滞が頻発し、公共機関の運休も長く続きました。
昔は隣の家までみんなで雪かきをしていた記憶がありますが、今は高齢化が進み高齢者のみの住居、空き家 等々と多く、「向こう三軒両隣」は良き時代にみた記憶となってしまったようです。
38豪雪時の様子(38豪雪の記録より)
区画整備が進むことにより新しい町会の誕生、市民の生活スタイル、少子高齢化、等々の大きな変化により、行政が考える「生活道路」と、住民が求める「生活道路」の解釈に違いが出てきているように思います。
また、町会からの要望があれば除雪対応するという「待ちの行政サービス」ではなく行政主導で例えば、万が一火災が起きた場合や、急病が出た場合はどうするのか? という「住民を挙げての危機管理意識の共有」を、推し進めるべきではないかと筆者は考えます。
「向こう三軒両隣」の光景が当たり前だった時の、マニュアルがすでに通用しなくなっているのでは,とも言えます。
それとも、温暖化を要因とする気候変動に、われわれ人間自体のその認識と適応遅れが本質的な要因でしょうか?