大富豪が、ばらまく二酸化炭素
先日、夏の暑い日でしたが数年ぶりに、大樋陶冶齊(おおひ とうやさい)先生のご自宅に伺い、色々なお話を拝聴してきました。
ご自宅の芳土庵にて(筆者撮影)
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、大樋陶冶齊先生は、大樋焼の本家十代当主(十代大樋長左衛門) 、文化勲章受章、石川県名誉県民 等々数多くの賞を受けられています。
熱く語るお姿は、88歳とは思えないエネルギッシュで、話題の広さと奥深さには、ただ圧倒されるだけでした。東京五輪のロゴデザインや新国立競技場の問題、人里に熊が出没すること、地球温暖化問題 等々 多岐にわたる話題であっという間に時間が過ぎました。
先生曰く、「人は幾つになってもその時に満足せずに、常に自身の成長にたゆまぬ努力が必要である。そのためにも、毎日を大切に、そして好奇心をもって過ごすことが大切である。」あらためて、考えさせられた大切な時間でした。
下の写真は、棟方志功が1945年~1954年の間、福光町(現・南砺市)に居住していた時に大樋先生と交流が始まり、茶碗を贈った事へのお礼状を掛け軸にしたものです。(撮影許可済)