大富豪が、ばらまく二酸化炭素
6月27日付の当コラム「もうすぐ、あの花が咲く季節です」で、ひまわりをキーワードに白山市立美川小学校様が取り組まれている、給食で発生した生ごみ処理を通しての「環境循環システム」を紹介させていただきました。
このコラムには多くの方よりご関心をいただき、8月2日現在、66件の「よかった」とご評価をいただいており、この場をお借りしてお礼申し上げます。
さて、話は今回のテーマに戻りますが、以前、あるご縁があって、世界的バイオリニスト葉加瀬太郎さんより「ひまわりの種」をいただきました。
葉加瀬太郎さんといえば、北陸放送(MRO)で毎週日曜日23時より放映されている「情熱大陸」が、あまりにも有名ですね。
葉加瀬太郎さん (Yahoo フリー写真より)
我が家では、このひまわりを大切に育ててきましたが、このたび無事に、この「情熱大陸ひまわり」が、大きな花を咲かせました。
我が家に咲いた「情熱大陸・ひまわり」
葉加瀬太郎さんは、東日本大震災の復興支援の一つとして、東北地方を中心にひまわりの種を配布し、いまでも全国各地でのコンサート会場でも義援金を募る形で、この種を提供されています。
ご本人は「ひまわりが大好き」とのことで、お嬢さんのお名前も「向日葵」と名付けられ、朝の連続テレビ小説「てっぱん」のテーマ曲も、「ひまわり」という曲名でも製作されています。
種の入った袋の裏面には、葉加瀬太郎さんは以下のようなメメッセージを書かれています。
あの日。それは過去ではなく今もなお哀しみの中に暮らす人が大勢いる。多くの人に想いを巡らせ決意を促す、そんな日は決して多くない。あの日から僕に何ができるかをずっと探している。笑顔の種を蒔くことから始めよう。
この大輪からとれる「笑顔の種」を大切に保管し、また来年のこの時期に、我が家の「情熱大陸・ひまわり」が、再び咲くように大切に育てたいと思っております。
毎年続けていくことが、我が家にとっては「小さな環境循環システム」かもしれません。
ちょっぴり、葉加瀬太郎さんと我が家が、この「情熱大陸ひまわり」で繋がっているような想いがします。