経営会議の誤り
この春の給与改定を思案しています。
思案の結果、ベースアップを5.5%行うという決定をしました。
コロナ禍で売り上げ減少の今
先が見えにくい今
だからこそベースアップを敢行します。
売り上げ減少が見込まれるのになぜ給与を上げようとするのか?
世界的に見て低くなってしまった日本の給与水準
私達が世界第3位の経済大国と言いながら
実は一人当たり生産性も給与も他国からは見劣りするばかりです。
そんな現状を打破し
更なる企業としての役割存在感を持たせるには
現有戦力の更なる戦力化
そして新人スタッフの早期戦力化が求められます。
それを解決する手段として自分たちの身の丈よりもちょっと高い目標をクリアしていくのです。
ところでどうやってコスト増をクリアするの?
コスト増を吸収するのはコスト削減ではありません(一部やりますが)。
コスト増を吸収するのではなく売上を増やします。
その売り上げはどこから持ってくるの?という部分に関しては
税理士事務所は税理士事務所の
コンサル会社はコンサル会社の
建具屋は建具屋の
美容室は美容室の
それぞれの売上増の工夫をします(具体的施策は今後お教えします)。
勝算がないのにコスト増だけ先行させる。
そんなバカげたことはやりません。
コスト増があるならコスト増以上の利益確保の施策を取ります。
こんな単純な部分であっても「経営者の思い切りだけ」で無茶な行動をとる人がたくさんいます。
こんな時代だからこそ堅実に着実に確保すべき売上げ利益があります。
奇をてらった手法でコスト増を賄おうとしても時代が許してくれないのですから。
コロナ毛の経営に不安のある方は是非ご覧ください。
経営者を育てるプロ山根
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