明日へ問題を先送りしない
昨年不動産売買のトラブルの解決に奔走しました。
金額は、うん億円
プロ野球の選手の中でも上位5本の指に入りそうな年俸に匹敵する金額です。
契約前に既に手付として数千万円を授受している契約の日
突然、購入者が「やっぱり買わない!」と言われたのです。
仲介業者も
金融機関も
真っ青になり
「なんで?あんなに気に入っていたじゃないの!」などと
契約をストップした購入者を責めても仕方がありません。
購入見合わせを決断した購入者を説得することは早々に諦め
「承知しました。今回の契約はご縁がなかったようですので売却希望者にもその旨ご了解いただきます」。
「ところで、どなたかこの土地を購入してくださる方をご紹介いただけませんか?」
そんな中で出てきたのが私の名前だったようです。
場所を見ればこれ以上ない好立地。
金融機関が許すなら私が欲しい物件でした。
残念ながら私の場合は頭金の2割をキャッシュで用意することができないため
資産価値などを鑑み、資金力も鑑み、本業の将来性も鑑み
この方にならおススメできるという方にご紹介しました。
その後話はとんとん拍子に進んで一件落着となりました。
不動産売買に伴うアクシデントはつきものです。
そのアクシデントの際に慌てず騒がず対応された当事者の方々の信用がアップしたことは云うまでもありません。
大切なのはトラブルに直面した時に「何をすべきか?」を間違えないことです。
後悔し、大慌てし、人を責めるのがその瞬間のやるべきことではなく
このトラブルをどうやって解決するかを当事者が全員で考え行動に移すことです。
その後の私のトラブル対策を変えた一件でもありました。