本気の見せ方
『わが社は社員教育に力を入れています。』
そんな言葉をあちらこちらで聞くようになりました。
最近は教育に力を入れる企業がどんどん増えています。
しかし、研修会の参加には多額の経費が掛かる割には効果が出ないという
言葉もたくさん聞くようになったのも事実です。
実際に、研修会が会社の業務に有効に働いている確率は相当低いように感じます。
中には、研修会に参加したことを悔やんでいる従業員さんの姿すら
見ることがありますが、会社が支払っている多額の経費を考えると
頭に拳骨(ゲンコツ)をしたくなります。
なぜ研修は身につかないのでしょうか?
答えは簡単です。
参加する従業員が研修の必要性を理解していないからです。
本当に必要だと理解したら自腹を切ってでも習い事をしに出かけます。
即ち、会社の必要性=個人の必要性ではないのです。
この違いを埋める必要があります。
実践に繋がらない研修をどうすれば実践に生かすことができるようになるか?
①研修会の参加の意義や自分が取得したいスキルを事前に書き出させる
②研修会の後、どのようなシーンで研修会の中身を役立たせるか書き出させる
③社内研修などを開き、自分参加した研修会の復習をさせる
研修会は参加するものではなく実践するものです。
心得ておきたいものです。