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コラム
パレートの法則から脱出せよ!
2013年12月10日 公開 / 2021年3月2日更新
パレートの法則があります。
パレートの法則とは、経済社会における 8 割の富を
2 割の高所得者が占有する状態をいいます。
イタリアの経済学者パレート(Vilfredo Pareto)が,
この法則によって「富の偏在」を指摘したことから云われています。
この理論が、色々と拡大解釈(誤解?)され
実績の8割を2割の人によって達成されることなどを指す
言葉として使われたりしています。
実際には本来パレートが提唱した経済性以外の部分でも
経験則をも総称してパレートの法則と云っているようです。
パレートの法則という名前は横において本論に入ります。
経験則上、2割のやる気のあるものが8割の成果を上げる
ないしは、やる気のある(使える)人は2:8などといいますが
なにもかもこの比率に無理やり押し込めようとはしていないでしょうか?
特に企業などの組織においては
8割の部分の人たちのモチベーションに注意を払わなければなりません。
即ち、8割の人たちのうちの何割をよりやる気にさせるかということが重要になってきます。
やる気のあるものを一人でも多くするための方策を考え
実行することが企業体質を強いものに変えていきます。
どんなに優秀な人たちの集団であったとしても
2割の人達で会社の運営などできっこないのですから・・・・。
経営者の意識として『脱パレートの法則』を実施して行きたいものです。
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