経営会議の誤り
経営の神様松下幸之助翁は生前こんなことを言ったことがあります。
ウチは東京にソニーという研究所を持っていると・・・
松下電器はマネシタ電器と揶揄されたこともありますが
松下幸之助の真意は、投入資金と時間にあったようです。
新製品の開発には莫大な資金と時間が必要になります。
何も成功するか失敗するか分らないものを率先して手がけなくとも
他社の製品を見た上で改善改良を加えれば
更に良い物が市場に出せるという理論だったようです。
松下電器ほどの大手がこの手法を使うのはどうか?という意見もありそうですが
中小企業においてはこの手法は取り入れるべきです。
特に、何をどうして良いかわからない場合は効果が期待できます。
他人真似は悪ではありません。(もっとも権利の無断使用はいけません)
先ずは、経営手法の真似をして取り入れてみるのも一手です。
経営が上手く行かない人に限って
他人のやっていることを批判しがちです。
批判していても仕方がありません。
たとえ真似でもかまいませんから
出来ることから一つずつこなして行きたいものです。