経営会議の誤り
赤字経営と黒字経営の境目に自社の特色の有無というものがあります。
黒字経営の場合は、自社の特色を持ち
赤字経営の場合は、自社の特色は持ち合わせていません。
自分の会社が特色を持ち合わせていない場合
経営者が売上を上げていくために決断できることは限られてしまいます。
自社に特色が無い場合は値段で勝負しかなくなってしまうのです。
同じ品物を他より如何に安くできるかに活路を見出すことに一生懸命になってしまいます。
しかし、値段勝負は大手には敵いません。
資金力の違いから、販売力と仕入れ単価に差をつけられてしまいます。
数を多く動かすことが出来る企業とそうでない企業との間には
驚くほどの単価の差が存在します。
企業理念などを横に置いておけば
先ず必要になるのは「我社の得意」です。
「私の会社はこんな会社」と臆面も無く言えるようにならないと
消費者からは理解してもらえません。
我社の得意を持ちたいものです。