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コラム
敢えて不便を取り入れる
2013年8月19日 公開 / 2021年3月2日更新
日本一ホンダ車を売るホンダクリオ新神奈川の大和店では
敢えて自動ドアをつけずに、
手で引いて開けるタイプの玄関ドアにしています。
これは、自動ドアだとお客様の来店に無関心になり
お客様をお迎えする機運が薄らいでしまうからだといいます。
敢えて自動ドアにしないことにより
全従業員が、玄関ドアの向こう側(駐車場)に意識を持ち
いち早くお客様の下へ駆けつけることができるからとのことです。
もちろん、お客様がドアを自分で開けるなどということは
絶対にありえません。
従業員が、サッと玄関ドアを開け
笑顔で「いらっしゃいませ」の声をかけるのです。
自動ドアが無い事がお客様へのサービスにつながる。
この手で開けるドアにより
お客様が入店される際
「ありがとう」と言って入ってきてくださるというのです。
お客様のテンションが最初っから高い状態で入ってこられるのです。
お客様が求めているもの以上の感動を最初から与えてくれるのです。
サービスの自動化はサービス低下につながる
これは、この会社の会長の言葉です。
非常に重い一言ですね。
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