経営会議の誤り
「一生懸命にやれ!」
こんな指示で作業の効率化を図ろうとする企業があります。
一生懸命やっても、作戦の無いところに効率は上がりようがありません。
作業効率を上げるためには、一般的には作業の標準化が図られます。
作業の標準化をやる場合は同じ力量の人間がそれぞれのパートを受け持つ必要があります。
しかしながら、各パートに同じ力量の人を宛がう事は先ず難しいと考えなければいけません。
早い人も有れば遅い人も有るのです。
では、ラインはどちらのスピードに合わせるべきか?
答えは、早い人のスピードに合わせるのです。
それだと遅い人は付いて来られないじゃないかと言われそうですが
それで良いのです。
遅い人のスピードに合わせると、早い人は遅い人のペースに合わせてしまうため
生産効率は落ちてしまうのです。
早い人のペースに合わせラインを動かし、
早い人に遅い人のサポートをさせればよいのです。
早い人から文句が出て来ると思われるでしょうが
実際には、給料などで差を付ければ良いのです。
どうですか?
効率を上げたければ、早い人に合わせるのですよ。
やってみませんか?