スタートラインに立て
数年前になりますが
株式の時価総額が国内企業の50位以内に入っていた企業の社長と話をしたときの話です。
話は株主総会のことに及んで前年は4,500問に及ぶ質疑応答対策を行ったそうです。
そして当年はというと、2,500問に減ったそうです。
決して手を抜いたのではないそうです。
減った理由は、去年の質疑応答集で出た自社の問題を
株主総会後に積極的に解決させた結果だというのです。
前年の質疑応答集で
直ぐに解決できる問題に対し
担当役員や部課長に徹底的に対策を取らせた結果
当年の質疑応答集を作成する段階では問題ではなくなったというのです。
社長曰く
「株主総会は、企業の問題解決のための棚卸しですよ。」
非常に重い、そして株主総会を蔑ろにする
中小企業にはない問題解決方法を知った思いでした。
手を抜かず株主総会を必ず実行したいですね。



