AI診断

椎結子

椎結子

テーマ:The Sence of Wonder

お正月内の節句=正月(一月一日)・人日の節句(一月七日)が過ぎました。
初詣・書き初め・七草粥・鏡開き・・・と、お正月行事の一つ一つが過ぎていきます。
皆さまの今年の暮らしの歩みは始めは、いかがですか?

今年、七草粥用の七草。スーパーで出した手が戸惑うお値段になっていました。
摘みにいくことも出来ないので、購入するわけですが、翌日沢山残っていました。
七草を食べる謂(い)われとともに、さらに廃れていくかもしれないと感じました。

七草の若菜を食べる習慣は、今は「お正月の食事で疲れた胃腸を労る」とあるのが多いですが、
江戸時代の文献には「魂魄の気力を増し、命が伸びると伝わる。」とあるそうです。
おせちも、最近は購入する家庭も増えて、一つ一つの謂われは忘れていくのかもしれません。
それでも、時代と共に形を変えながらでも、お正月におせちのある日本の文化は大切です。

年賀状も、メールやSNSの普及に郵便料金の値上げが重なったことで、
昨年・今年限りで年賀状じまいの案内が多かったです。
わたしは、数年前にあることをきっけに、ほとんど止めました。
年賀状だけで何十年も繋がっていた方々とは、残念な気持ちもあったのですが、
いまは、郵便でしか繋がれない大切な方数名に、書いています。

見ること、聞くこと、すること、情報がいっぱいにあふれていて、でもめまぐるしく
その表面をなぞるだけで、過ぎてしまっていると感じることも多くなりました。

何でも手軽で便利だけど、物足りない感じ。
年賀状も、そのひとつかもしれません。
表も裏も印刷されたまま、書き添えのない年賀状を頂くと淋しかったです。

そんな日常のなか、久しぶりに病院に行きました。
直ぐに治ると思って様子をみていて、年末年始の準備で悪化しました。

病院に行く前に、たまたま見つけた【AI診断】を試しました。
出てきた結果に、まさかそれは無いよねと思い、
けれども、質問項目の幾つかに思い当たって、反省もしました。

そして、近くの病院に行きました。
紙の問診票に記入して、受付の方やお医者様と直接会って言葉を交わし、
レントゲンを撮ってもらい、目で見て、触診し、処置をしていただきました。
診断結果はAIと同じでした。
結果は同じでも、間に人との関わりが有ることは、とても大切なことだと考えています。

遠く離れた方とも繋がれる手段は増えました。
それでも、人と人が直接会うことはとても必要で、大切です。

これから、関西ではお正月飾りを外したり
15日の、どんど焼きの小正月(女正月とも)で、松の内が終わります。
日常の中の日本の文化・風習を感じてみてください。

いまから2月の立春までは、小寒・大寒の一番寒い時候ですので、
皆さま、どうぞ身体もこころも労ってお過ごしください。


「プロ棋士 VS 将棋ソフト(2010-10-12)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/13831

「小寒(2018-1-5)」
https://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/2863198/

「『小寒の氷 大寒に解く』(2018-1-25)」
https://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/2863342/

「大寒(2018-01-20 )」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/24876/

「冬の過ごし方(2009-11-07)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/4563/

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椎結子
専門家

椎結子(心理カウンセラー)

Yu-cocoro office

ライフステージごとに経験する心理的・身体的・社会的な変化を踏まえて、相談者がより良い人生を歩んでいけるようサポート。メンタルだけでなく、生活養生の観点からもアドバイスします。

椎結子プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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