こころの毒
平成三十年七月二十五日、旧暦では 水無月十三日です。
二十四節気は、12番目の「大暑(だいしょ)」。
七十二候では34候 「大暑 初候 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」。
桐の実が生(みの)り始める頃となりました。
この盛夏炎熱(せいかえんねつ)の時期は、暑さから来る「暑邪」に注意です。
暑さからイライラし、心臓に負担がかかることによる動悸や息切れが起こりやすくなります。
養生のためには、自ら冷静になるように努め、ゆっくり呼吸することを心掛け
こころもからだも静かに休めるように工夫しましょう。
今年は大暑に先駆けて、危険な暑さの日々が続いていましたが
入りの一昨日は、最高気40度超えが観測されました。
明石でも連日33度前後の日が続き、市の広報カーも巡回して
熱中症注意を喚起している状態です。
口当たりの良い冷たいものはホッとしますが
冷たすぎるものは、体内のエネルギーを奪います。
そのことで、かえって疲れてしまうので気をつけてください。
気象庁は会見で、今年の記録的な暑さを
「1つの災害と認識している」と発表しました。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180723-00000072-nnn-soci
暑さの【火】と、豪雨の【水】の災害が訪れています。
先日のある出来事で、過去の自分自身の
職場での心身の不調のことを思い出しました。
あの頃、あれもこれも駄目と否定され続けることで、
全て悪いのは自分と思うようになり…
どんどん自分が嫌いになっていきました。
自分自身を否定する言葉は
『言葉穢れ』となって自分を傷つけ
まさにどんどん『気が枯れて』いきました。
希望に満ちて就いた仕事であったにも関わらず・・・
教科書通りに心身が不調になっていったのです。
胸に変な寝汗をかきはじめ、朝早く目が覚めて眠れない。
食べるものの味がしない。
そのうち、打ち合わせ中に質問された時に
脳内のネットワークがガチ!と
真っ白に固まるさまを感じました。
以来
何も考えられなくなりました。
それでも・・・なりたかった仕事だから。
やっと手に入れた機会だから。と
五年は無理でも
せめて一年は続ける!!!と思っていました。
けれども、体が暴走して【NO!】と言いました。
食べることも、眠ることも出来なくなり・・・
その段階でもまだ、
契約期間の六ヶ月は勤め終えたいと願っていたのでした。
今思えば、こころもからだも
その場所は違うと、合図を送ってくれていました。
今、思い当たることがある方は
『辞める勇気』も必要です。
どうそ、あなた自身の深いところと繋がり
本来の場所に導かれますように。