ジェネラティブ・コーチング
立夏を過ぎ、季節は夏へと進んできました。
大自然のうねりを感じるこの頃、
体感的には、季節が行きつ戻りつしているように感じますが
大きな流れの中では、四季の移ろいは順序通りにやってきます。
夏の海辺をイメージしていて
「私たちは、一つひとつの砂粒であり、また、砂浜全体なのだ」
と感じました。
全体としての、砂浜は一つひとつの砂粒が集まって成り立っています。
そしてまた砂粒は、部分だけれども、この一粒一粒によって
全体の砂浜ができているのです。
これは、ホロン(Holon)の概念です。
ウィキペディアでは、以下の通り説明されています。
《ホロン(Holon)とは、物の構造を表す概念。
部分であるが、全体としての性質も持ち、上下のヒエラルキーと調和し、機能する単位。
全体を構成する要素がそれ自体、全体としての構造をもつ場合の、要素(部分)としてのひとつの全体。
全体子とも言う。
例えば、人体という全体を構成する要素(部分)である細胞も、各々全体としての構造、機能をもっており、
ホロンであると言える。》
以前に中医学における大切な考え方の一つとして
整体観〈全体観〉を紹介しました。
《個々のものが繋がって一つの全体が出来上がっている》
という考え方です。
これも、言葉は違いますが同じ概念です。
私の学ぶ、ジェネラテブコーチングの中心的前提は
【人間はホロンであり、現実はホログラムである。】です。
ホロン:一人一人が全体であり、より大きな全体の一部である
ホログラム:現実とは、異なったホロンの交流によって作られた、ホログラムである。
私たち一人ひとりの、幸せが
すべての幸せにつながっていきます。
そしてまた、すべての幸せが
一人ひとりの幸せなのです。
自分自身のことを、愛してあげてくださいね。
そして皆のこともまた、愛してあげてください。
「整体観〈全体観〉 (2011-03-11)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/18074/
「役割(2010-11-08)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/14573/
「自分を愛すること 『I’m OK!』 (2010-11-22)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/14799/
参考図書)「ジェネラテブ・コーチング(テキスト)」