自分の疲れに気づく
穀雨(こくう)の次候となり
ひと雨ごとに緑が輝くようです。
不安定な天候に、体調だけではなくこころを乱されることもあります。
月の満ち欠けでも影響をうける方もおられるようです。
さて、現在5月26日の『タッピングタッチ基礎講座A』を受付中です。
不定期開催ですので、ご興味を持ってくださる方はこの機会にお申し込みください。
とはいっても、関西ではまだまだ知名度が低く
【タッピングタッチ】とは何だろう?と思われている方が多いです。
タッピングタッチというケアの手法は
「いつでもどこでも、道具が無くても、誰でも出来る。」という特徴があります。
そして、副作用の無いものをと考慮されています。
また、ほかの技法と一緒に使っても不具合は起らず、相乗・相補の有用性があります。
中川一郎さんが、タッピングタッチを開発された背景には
【いくら治療者や施設を増やしても、病気は減らない。
一般の人たちが自分たちの力で健康な生活を送れるようにサポートすることこそ大切】
(『タッピングタッチ - こころ・体・地球のためのホリスティック・ケア』より)
という思いがありました。
タッピングタッチは、してもらうのも心地よいのですが
してあげる方が心地よいという方も同じくらいおられます。
お互いにしあうことを、大切にしています。
あくまでケアの手技であり、治療法ではありませんが
専門分野で活用されている方々から、痛みに対しての色々な報告があります。
以前にも記事にさせて頂きましたように、オーストラリアでは2012年2月、
タッピングタッチが高齢者介護施での痛みの軽減プログラムに相当な役割を果たしたとて、
Pain Management(痛みのケア)に対してBetter Practice Award という賞をいただきました。
ホスピスでも、緩和チームの一員としてタッピングタッチを用いている臨床心理士の知人は
痛みの軽減だけではなく、こころに対する作用、
またコミュニケーションの変化による関係性の改善についても語ってくれます。
また、助産師のインストラクターからは
陣痛と陣痛の間の間欠期のケアにも有用と報告がありました。
そして痛みのケアとしてだけではなく
それぞれに、(心身の)痛みで苦しんでいることに対して
「何もしてあげられない」という周りの無力感が、
「何かできることがある」という思いを持てることが挙げられます。
日常生活の中でのコミュニケーションツールとしても
子育て、介護にも使って頂いています。
カウンセリングの場面においても
セルフタッピングをお伝えして、日常の中でやってもらう場合もあります。
対面してお話しさせて頂く、その時だけではなく
帰られてからも、家族やペット、そして自分自身にすることで
優しさや、安心感などが増え、不安が軽減したり、自分を責めなくなる事などを希っています。
講座の場では、実際にやってみて、やってもらう場が
やる前と後では、毎回とても変化します。
笑顔、笑い声、和やかな雰囲気を是非
ご自身で見て、聞いて、体感していただきたいと思います。
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【受付中】5月26日(日)「タッピングタッチ基礎講座A」
タッピングタッチとは、指先の腹のところを使って、
左右交互に軽く弾ませるようにタッチすることを基本とした
ホリスティック(統合的)でシンプルなケアの手法です。
簡単な技法でありながら、
「不安が緊張が軽減する」「肯定的感情が高まる」「信頼やスキンシップが深まる」
などの効果があり、対人援助においてとても役立ちます。
詳しくは、セミナー・イベント情報をご覧ください
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/seminar/
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『セルフタッピング (2012-06-22)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/28256/
『心身感覚チェックリスト(2012-06-15)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/27581/
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