ウエルネス・ストリート
東日本大震災での震災遺児は、110人を超えています。
それらの子どもたちについても、様々な関係機関や団体が動かれています。
*厚生労働省のHPより*
《児童相談所は、把握した子どもの状況に応じて、できる限り親族による引き受けを調整し、その際、必要に応じ親族里親等の制度も活用する。
また、親族による引受けがされない児童は、養育里親やファミリーホームなどへの委託を調整し、必要な場合には一時的な生活場所として児童養護施設への入所を行う。(県内での受入れが不足する場合には、県外も含めて調整する。)
(参考1)
阪神淡路大震災では、兵庫県における震災孤児は68名。そのうち60名が親族引き取りで、知人引き取り2名、自宅生活5名で、施設は1名。今回の災害では、これより相当多くなると見込まれるが、親族引き取りが中心と見込まれる。》
「里親」とは、児童福祉法上の制度です。
「里親制度の趣旨」
里親制度は、家庭での養育に欠ける児童等に、その人格の完全かつ調和のとれた発達のための温かい愛情と正しい理解をもった家庭を与えることにより、愛着関係の形成など児童の健全な育成を図るものであること。
里親には、次の4つの種類があります。
「養育里親」「短期里親」「専門里親」「親族里親」
「親族里親」とは
両親や現に子どもを育てていた者が、死亡、行方不明などの事情により、養育できなくなった場合、その子どもの三親等内の親族が養育する里親。
近親者による養育は、引き取られた子どものアイデンティティーの保証にプラスの要因と考えられるという利点があるようです。
以前に紹介していると思っていたのですが、書いてませんでしたので
併せて紹介させていただきます。(他で書いたものを転載しています。)
『里親ってなんだろう~地域における子育て支援を考える~』
(あいり出版 2000円+税)
色々な育ちの形があります。
次の世代を担ってくれる子どもたち
全ての 子どもたちが
全ての いのちが尊まれますように。
関心のおありのかたは、読んで下さると幸いです☆
*現在第一刷(2010.5.19現在)ですが、第二刷より売り上げの一部が
「あしなが育英会」に入ります*
『震災孤児たち。(2011-04-17)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/19024
『一人の空間(2011-04-10)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/18750
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