歌の力 ~こころと魂を癒す~

椎結子

椎結子

テーマ:レジリアンス

先日の『お花見3(2011-04-19)』の中で

どちらの花見会でも最後に「ふるさと」が歌われていたことを書きました。

「ふるさと」は誰のこころにも響く歌の一番だそうです。

ちなみに二番は「赤とんぼ」、三番は「みかんの花咲く頃」です。


歌や音楽は、こころやからだへの刺激を通じて

思った以上の力を発揮してくれます。


2004年10月の台風23号による兵庫県豊岡市の水害の際

観光バスの上に取り残された方々が、歌をうたい夜明けを待たれたことがありました。


歌・音楽は個人的なもので、自分にとって心地よいものが

他の人にとっても心地よいものとは限りません。


しかし上のような歌や、豊岡水害の時に歌われた「上を向いて歩こう」などは

みんなで歌うことができ、こころ・魂に響く歌なのだと思います。

水害の際、乗客の方々は同世代で
同じ歌が共有できたこともよかったといわれていました。

誰もが歌える、時代の歌があることはこころを豊かにしてくれるのですね。

“歌は世につれ、世は歌につれ”という名文句もありますね。


歌うことで、空気(酸素)を沢山取り込み、脳にもたくさん酸素が行きわたります。

また、一緒に歌うことによる連帯感が生まれます。

涙が出たり、こころが癒されたり、勇気を貰うことも出来ます。


自分の10~30代に出会った歌が、人生の応援歌になることが多いそうです。

落ち込んだ時などに、自分を支えてくれる歌を持つことは大切ですね。


そのような歌は、ストレスフルな状態の時に急には思い出せません。

元気なときにいくつか覚えておけると良いですね。


数年前から、紅白歌合戦でテーマソング『歌の力』が歌われています。

昨年末、エンディングで歌われたこの歌を聞きながら涙がこぼれ

歌の持つ力ってすごいな・・・と感じました。


さくら と つき
http://www.youtube.com/watch?v=JMl5_9aQ0_k


【大丈夫 ひとりじゃない】



『お花見3(2011-04-19)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/19059

『痛みの種類と援助するという事(2011-03-24)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/18413

『音に癒やされる(2011-01-12)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/16414

『時代の歌を聞く(2010-12-31)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/16090



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