がれきの撤去

被災地でのがれきの撤去作業の様子が紹介されていました。

重機を用いていますがハサミの先で

トタン板を一枚一枚はがし、

分別しながら。

畳を一枚一枚移動し、

不明者の捜索をしながら。

丁寧で細かい扱い方でした。

その作業をされている方も

まだ、家族の行方が分からないとおっしゃっていました。


阪神淡路大震災の時

神戸市須磨区の須磨海浜水族園の隣が

がれき置き場になっていました。


半年後くらいでしょうか・・・

水族園が無料解放され、友人とそれぞれの幼子を連れて行きました。

イルカショーでイルカがボールめがけて飛びあがった時

青い青い空を背景にして

がれきがイルカと同じ高さまで積み上っているのが

見えました。


その中にある、ひとつ一つの人生を感じ


目に焼き付いたまま、忘れられない光景になりました。



『瓦礫の中に立向けられた花（2011-04-01）』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/18613



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