ボランティア ~共に歩む~

椎結子

椎結子

テーマ:出会い

手話を習いたくて習い始めたのは、もう30年も前のことになってしまいました。

「ボランティア」ということではなく、
ただ日常に話すのと同じように、手話が使えるようになりたいと思っていました。


「ボランティア」という手話は当時それまで使っていた

『与える』という表現から

『共に歩む』という表現に変わったところでした。

わたしはその手話が大好きでした。


20代前半だったわたしは、
手話サークルとろうあ協会の同世代の仲間たちと、様々な交流を通じて

手話だけではなく沢山のことを学びました。

いいことばかりではなかったのですが、今振り返ると
楽しかったことしか思い出せません。

わたしの基礎を作ってくれた素晴らしい時間でした。


そのなかで学んだ一番大切なことは

『本人が出来ることまで、勝手にやってしまわない。
 
 求めれられていることだけをして、出来ることは本人に任せる。』

ということでした。

そのことは、その後のわたしの行い・判断の基準になりました。


「共に歩む」といいながら、
どこかに「やってあげてる」・・みたいな気持ちがあったと思います。

でも、違ったのです。

その時間が過ぎ去ったあと、自分自身の中に残ったのは

『与えてもらった、幸せ』でした。


今、たくさんの方達が被災地のボランティアに入られています。

共に歩み、沢山のことを与えてもらわれるのだろうと思います。


【東日本大震災聴覚障害者救援中央本部】

財団法人全日本ろうあ連盟は聴覚障がい者の救援体制を整えるため
東日本大震災聴覚障害者救援中央本部をたちあげています。

阪神淡路大震災のとき、聴覚障がい者に情報が伝わらないという問題がありました。
この度の震災では直後から「支援する用意を整え要請を待っている」といった旨の
新聞記事があったのをみました。

それぞれの方が、それぞれの自分の場所で教訓を生かされているのを知りますした。

『東日本大震災に関する聴覚障害者関連の情報』
http://www.jfd.or.jp/tohoku-eq2011
(携帯から http://jfd.or.jp/k/teq/



☆『Yu-cocoro office』ホームページはこちら↓☆

http://yu-cocoro.com/

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椎結子
専門家

椎結子(心理カウンセラー)

Yu-cocoro office

ライフステージごとに経験する心理的・身体的・社会的な変化を踏まえて、相談者がより良い人生を歩んでいけるようサポート。メンタルだけでなく、生活養生の観点からもアドバイスします。

椎結子プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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