笑いの力
被災者の方の被害状況、被害の様子などは早くから報じられてきました。
援助する側のことはなかなか報じられませんでした。
現場に入られた国内外の救援隊の方々・自衛隊。
特に被災地では自らも被災者である地元の消防団、自治体職員の方々。
あるいは現地の介護施設等で働いている援助をする立場の方々。
福島原発で作業されている方々・・・。
医療関係に災害派遣されている方が、廊下で毛布一枚敷いた上でジャンバーを掛けて
眠っておられる写真がありました。
自衛隊の方が、腰まで水につかっての捜索・救援活動
炊き出し、お風呂の準備、自分たちは温かいものを食べることも、入浴することもありません。
原発で作業されている方は非常食1日2回と報じられました。
それぞれの方の、使命感と責任感で今、支えられています。
阪神淡路大震災の時もそうでした、
多くの方が昼夜を問わず懸命の復旧活動をされました。
そして、多くの方がなくなられました。
救援者が【二次的被害者】になることがあります。
【バーンアウト(燃え尽き症候群)】することもあります。
長期にわたり、人を援助することに過度に打ち込むことで、極度に心身が疲労し
感情の枯渇などが生じます。自己評価の低下・無力感・欲求不満などが生じる。
厳しい環境の中での長時間の救援活動、重圧、不全感・・多くの要因があります。
救援者にもその日ごとのストレスを癒す必要があります。
共有できる者同士の集団でその日の終わりに話し合い、心情を話すことが必要です。
個々に応じたケアの方法を、日頃から持つことも大切です。
『バーンアウト〈燃え尽き症候群〉(2010-09-19 )』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/11681
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