せんとくん平城京1日電車乗車券
兵庫県立美術館で学芸員の方の話を伺いました。
数年前にも、同じところで美術鑑賞についてのお話を伺ったことがあるのですが
その数年の間に「ここで、なにか大きな変化があったの?」と思うくらい
【美術館(美術作品)の持つ力】についての認識がかわりました。
ギャラリートークと言われる、美術作品を前にしてのお話があります。
様々な切り口があるのだと思うのですが、
例えば、数年前に聞いたときには
「館内の作品を観るときに、何かひとつテーマを決めて観るという方法があります」
ということで、その時は『花』をテーマにした説明をして頂きました。
また、昨年11月に京都文化博物館の「カポディモンテ美術館展」を観に行った時には
ギャラリートークでは『まなざし』がテーマになりました。
今までは、このような作品についての解説を聞くのが普通だと思っていたのですが
最近は、【対話型鑑賞法】と言われるものが行われているという説明でした。
これは、アメリア・アレナス(元ニューヨーク近代美術館教育部の講師)
が行ったギャラリートークの方法です。
まず、鑑賞者に絵画等を観てもらった後に
学芸員はナビゲーター役になって鑑賞者の意見を引き出し
それを導きまとめていくという対話型の美術鑑賞の方法です。
このことにより様々な効果がみられているということでした。
次に、つづきます・・・。
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