喪失と悲しみの心理 2
昨日の冷たい雨が上がり
今日は暖かい朝でした。
雲が切れたすき間から朝日が差して
水滴が様々な色に美しく輝いていました。
季節の移り変わる時は、このように
寒い日があり、少し戻って暖かい日があり、また寒くなり・・・と
徐々に慣らしていけるとホッとできて、体が楽ですね。
特に、厳しい寒さや暑さに向かうときはそう思います。
それはまた、人が成長していくとき
あるいは環境に慣れていくときにもあてはまるとおもいます。
厳しさばかりでは、こころもからだも疲弊してしまうこともあるでしょう。
例えば、目の前にある昇り階段が
傾斜も急で、踊り場も無く延々と延びていたらどうでしょう。
それが見えていると、最初から昇る意欲を無くすこともあるでしょう。
チャレンジ精神旺盛に、挑んで昇り切って達成感を味わい
素晴らしい成長を遂げることもあるでしょう。
促されて昇って登り切れなかったり
昇りきることだけに疲れ果て、目的を失うこともあるでしょう。
それは人それぞれながらでも、
やはり緩急があり、時に休んで振り返るのも必要かと思います。
今年も残り少なくなってきました
果てしない階段を、ひたすら昇らざるをえない方もいらっしゃるでしょう
それでも、たまにはちょっとひとやすみしてみませんか?