与えれば、与えられる
昨夕ノーベル化学賞3名が発表され、うち2人が日本人でした!
アメリカパデュー大学の根岸英一特別教授と
北海道大学の鈴木章名誉教授。
授賞対象の業績は「有機合成におけるパラジウム触媒を用いた【クロスカップリング】」
【クロスカップリング】?
昨晩はとりあえず言葉だけ覚えて
今朝からの各社報道で勉強させてもらっています。
あらゆる分野の方々が、生涯をかけて研究・調査されてきた事柄を
わたしのような凡人でも瞬時に手に出来る幸せな時代です。
わたし達の身近な生活の中に、このクロスカップリング反応が利用されているのですね。
感謝もなく使っている携帯電話や電卓の「有機EL」しかり
医薬品(抗がん剤・エイズ治療薬など)、石油化学系製品しかり。
携帯電話の使い方を覚えるのが精一杯の私には
クロスカップリングの簡単な説明を理解するにとどまり
そこから、その応用など思い到りませんが
この化学式を目を輝かせて見る子どもたちもいることでしょう。
この出会いと、感動を大切にして
大きく育てられる環境を、そんな子どもたちが引き寄せてくれることを願います。
写真は5年ほど前に、子どもが学校でもらってきた元素周期表。
『一家に1枚周期表』と書かれたこの元素周期表を
我が家では、お手洗いに貼っています。
わたしも、かつてこの周期表にときめいた一人です。
眺めるつどに、最近の受賞者の方のも載った新しいのが欲しいな・・・と思っていたのですが
更に増えた受賞者の方を追加して
全家庭に1枚配布して貰えると嬉しいです。