『窓の外には』
きのうからこちらで始まった『伝統医学学習講座』を受講しています。
昨年から中医学の勉強をしてきましたが
もう少し視野を広げて、世界にある伝統医学についても基本的なことを知っておきたいと思ったからです。
この講座は平成12年から開講されており
「ヒューマンケア」として、早くから西洋医学だけではなく伝統医学にも目を向けられていたことが分かります。
また、からだとこころを一つのものとして扱うこと
病気にならないための、予防が重要であることも早くから提唱されてきたことが分かります。
(既に江戸時代、貝原益軒『養生訓』に著されていますが・・)
こころのケアセンターで開催される講座には
日程が合えば、出来るだけ応募して受講するようにしています。
(応募多数で抽選になることがほとんどのようです)
【兵庫県こころのケアセンター】は平成16年4月に、「こころのケア」に関する多様な機能を持つ全国初の拠点施設として
HAT神戸にオープンしました。
ここでの「こころのケア」とは主に、トラウマ(心的外傷)、その結果生じるPTSD(心的外傷後ストレス障害)等のことです。
兵庫県では平成7年の阪神・淡路を契機に、被災者や被疑者の「こころのケア」に取り組んでいます。
センターには5つの機能があります。
★研究機能
精神科医や臨床心理士の研究員が「こころのケア」に関する実践的研究を行っています。
★人材養成、研修機能
「こころのケア」に携わる保健・医療・福祉などの分野で活動されている方を対象に研修を実施。
「ひょうごヒューマンケアカレッジ」として「ヒューマンケア」の理念の普及・実践を担う人材を養成する講座の実施。
★情報の収集発信、普及啓発機能
★連携、交流機能
★相談、診療機能
トラウマ・PTSDなど「こころのケア」に関する専門的な相談に応ずるとともに、付属診療所を運営。
*相談室
電話および面接(面接相談は予約制、相談は無料)
078-200-3010(代)
火~土曜日(祝日・年末年始除く)
9:00~12:00 13:00~17:00
*付属診療所
トラウマ・PTSDなどに関する専門的な医療の提供。原則、関係機関からの紹介が必要。
不明な点は、相談室にご相談ください。
今回、わたしが受講している講座は「ひょうごヒューマンケアカレッジ」のうちの一つです。