重陽の節供(菊の節供)
お腹を出して寝ていて、このように言われたことはありませんか?
母や祖母の代の方がおっしゃっていたことは
大切なことを分かりやすく伝える術だったのだと、中医学を学んで気づくことが多いです。
近畿地方は22日夜は大変な雷で、
その後、大雨洪水竜巻注意報やら警報やら大荒れの天候でしたね。
そして、一気に涼しく(寒く?)なりました。
『雷様がへそをとる』というのは、
雷が鳴るのは雨が近づいている合図で
その雨のあとは(夕立など)急激に温度が下がるので
お腹を冷やさないための戒めを、子どもにでも分かりやすく言っていたのですね。
へそ(神闕・しんけつ)のあたりには、冷やさないでおきたい穴(ツボ)がたくさんあります。
胞中(ほうちゅう=子宮)に起こる前正中線上の経絡(任脈・にんみゃく)上のこれらの穴(ツボ)は
特に女性に大切です。
勿論、男性もちゃんとお腹の上に布団をかけて寝てくださいね。
〈中医学 37〉