熱中症など、この暑さに注意!

椎結子

椎結子

テーマ:中医学


先日 秋の養生法を紹介致しまして、少し秋の気配も感じておりましたが

この暑さは、どうもいけません・・・(汗)


暑さも普通のときには、問題はないのですけれども

このように正常範囲を超えてしまいますと、『邪気(じゃき)』になります。

暑さと結びついているため【暑邪(しょじゃ)】になっています。

今のような場合は、陰陽のバランスが崩れているので

正常な人でも、暑邪が大きいために症状がでてしまいます。


暑邪(しょじゃ)が、皮膚を開かせて気と津液(しんえき)を排出させています。


気の消耗により、だるさ・疲労感・息切れ


津液の消耗により、汗がダラダラ流れ、口が渇き、冷たいものが欲しい、便秘など


その結果、血も不足しています!!


血の不足により、全身に酸素・栄養が回らない=免疫力も落ちます。


気も津液も、そして血も 空気と栄養から作られています。


冷房を効かせて締め切っている部屋は、たまに空気の入れ替えをして下さい。

食欲も落ちているかと思いますが

店頭で売り出しになっている、旬の野菜を出来るだけ食べてください。
(また、これも高くて・・・)

豚肉も夏バテには有効です。


暑さは心臓にも負担が大きいので、イライラは更に注意が必要です。


頭痛や、夢をたくさん見るのも 代謝が滞っている可能性が高いので休みなさいの合図かも?


日々工夫しながら、何とかこの暑さを乗りましょう。


ふっと思える頃には、残暑と秋の乾燥の【温燥の邪気】もやってきます。



「夏の過ごし方 1 (2010-05-06)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/9265

「梅雨明け~夏・長夏の過ごし方2~(2010-07-18)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/11457

「秋の過ごし方(2010-08-07)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/9266


〈中医学 28〉

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椎結子(心理カウンセラー)

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