【わが子を非行化させる秘訣二十か条】
わたしは現在、あるNPOの子育て支援に参加していますが
子育て支援の活動に出会ったのは福岡市でした。
それも動機は「託児をしてほしいから講座を受けよう!」という本末転倒の動機でした。
転勤先の福岡で、事情があって幼稚園に通えず
遊ぶ友達のいない娘を、同世代の子どもたちと遊ばせてやりたい一心でした。
かといって、全く興味のないものを受講できませんので
子育て支援であれば、子育て進行形の私自身にも役に立つだろう・・・と。
しかし、これが素晴らしい講座でした。
福岡市教育委員会と(財)福岡市女性協会が主催する
『まなびボランティアカレッジ(子育てボランティア養成コース)』は
3ヵ月10回、10:00~15:00まで。(受講料無料、資料代若干)
内容もボランティアについてから、心理、男女共同参画、発達障害、子どもの様々な問題など・・・。
そして、現場見学まで含まれていました。(わたしは公民館の「子育て広場」に行きました)
修了後は、住んでいる区に講座修了生として登録され、活動の場が用意されている旨案内がありました。
(残念ながら、活動する前に転勤)
そして、たまたま区内の講演に参加した時にも
受付で講座修了生としてのわたしの名前と存在が、認知されていました。
知らない土地に行って、【誰かがわたしのことを知ってくれている】ということは大変な喜びでした。
娘も、道やイベントなど あちこちで講座仲間から
「~ちゃん!」と声をかけて貰うことが増えました。
そして、本来の目的の託児が素晴らしいものでした。
公園遊びはもちろんのこと、
隣にあった少年文化会館にもよく連れて行ってもらい
娘は館の方にも覚えてもらって、主(ぬし)のようになっていました。
昼寝が出来ないと、おやつを買うのに同行させてもらい買う時の配慮も学んだようでした。
また、登録制で来られていた託児担当の方の中には、他の講座の託児でもお世話になっていた方がいて
(それだけ、あちこち託児を求めて放浪していたということです)
娘のことを覚えていて下さり、「大きくなったね」などと言ってもらうことが娘も嬉しかったようです。
今でも、幼稚園に行くよりあの時がずっと楽しかったと言います。
わたしもそこで、たくさんの人や知識との出会いを得ました。
あの講座を受けていなければ、今の私はいません。
動機やきっかけは、なんでもいいのだと思います。
ご縁の繋がったものが、その後の自分を導いてくれることがあります。
『思春期支援相談員(2009-11-16)』 ←この活動は、秋に始動するようです。
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/4755