土曜日の朝。
きのうの続きです ^^
気は自然界に存在する全てのものの基本物質であると同時に、エネルギーでもあります。
「先天の精」を得て、生まれてきてもそれだけでは生命活動を維持することはできません。
体を動かしたり、温めたりするエネルギーが必要です。
『精(2010-07-21)』のところで書いたように
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/11475
「先天の精」によって生まれた生命を
食べたり飲んだりすることから得る「後天の精」によって継続して支ます。
★人体における「気」は
これら先天の精気・後天の気(後天の精=栄養・清気=空気)によって作られています。
「気」の働きは以下の6つに分類されます。
1)推動(すいどう)作用・・様々な生理活動を行い、人間を生長・発育させる
2)温煦(おんく)作用・・からだを温める
3)防御作用・・外部の邪気の侵入から身を守る
4)固摂(こせつ)作用・・体液や内臓をきまった場所にとどめる
5)気化作用・・ものの形や性質を変える
6)栄養作用・・組織を栄養する
また、「気」は
「物質としての気」と「機能としての気」に分類されます。
『気 1 (2010-08-01)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/11831
(参考:『中国伝統医学 入門編』神戸中医美容整体学院
『中医学ってなんだろう』東洋学術出版社)
〈中医学 24〉