孤軍奮闘

椎結子

椎結子

テーマ:子育て親育ち


昨日のNHKテレビで『ママうつ』を取り上げていたので見ていました。

専門家ゲストは大野裕先生(精神科医・慶應義塾大学保健管理センター教授) 

『ネットで認知療法・認知行動療法(2010-07-13)』で紹介させて頂いた先生です。
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/11331


子育てや、家事はここまでというキリがなく

家庭がその場であるために、家にいる限り付いて回ります。

出来ていて当たり前で

自分でもやらなければ・・・と思うとつい無理をしてしまいがちです。


今は社会の流れが、仕事も子育てもということになっていて

仕事もしていると、本当に綱渡りのような生活になっています。


21世紀職業財団(平成21年度までの厚生労働省の事業)が発行していた情報誌などを見ていても

仕事と家庭の両立をしている方のタイムスケジュールを見ると

朝5~6時起床

出社前に家事や家族の世話をして、保育園に送り

退社して、保育園にお迎え

そのまま深夜まで家事が続きます。

自分の時間と割り振られているのは、入浴の時間です。

それも終い風呂(しまいぶろ)だと、掃除して出られているのではないでしょうか。

就寝は 24~1時 (と書かれていますが・・・)


いま、「子育ては夫婦で」と保健所で指導されているようですが

孤軍奮闘されていないでしょうか?


こころもからだも、いっぱいいっぱいの状態だと

出ていくばかりで、蓄える部分がでてきません。

雨が降らないとダムの水が渇水になってしまうようなことが

人の体の中でもおこります。


取水制限が発令されている状態は

食欲がなくなったり、食べ物の味が判らない

変な寝汗をかいたり

夜中や早朝に目が覚めて眠れないようなことが

目安として2週間くらい続いていること。


断水になると、すぐに水位は回復できません。


パートで働いていても、大丈夫と思って頑張り過ぎて断水になることがあります。

水位回復に何年もかかったりします。


「そんなこと言われても、孤軍奮闘するしかないやん!!」

わたしもそうでした。


だからこそ、あえて

【頑張り過ぎないで】といわせて下さい。

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椎結子
専門家

椎結子(心理カウンセラー)

Yu-cocoro office

ライフステージごとに経験する心理的・身体的・社会的な変化を踏まえて、相談者がより良い人生を歩んでいけるようサポート。メンタルだけでなく、生活養生の観点からもアドバイスします。

椎結子プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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