兵庫県こころのケアセンター
『心理カウンセラー』と聞くと、どのようなことを想像されますか?
なんとなく、一歩引かれる感じがする時があります。
「こころの中を、みんな見透かされるような・・」みたいな感じがしますか?
残念ながら・・・と言ってよいものか解りませんが、そんなに見えたりもしませんし
必要な場面以外では、アンテナの感度は低いので安心して下さい(笑)
心理を勉強し始めたころ、先生に言われました。
『人の心理のしくみを知ることは、よく切れる刃物を手に入れるようなもの。
有頂天になって知識をふりかざし、武器にすることの無いように』 と。
必要に応じてお役に立てるようにと思っています。
人のこころは複雑です。以前にも紹介したように
コミュニケーションにおいて言葉から伝わることは7%に過ぎません。
声の調子からが 38%
ボディランゲージからが 55%
と言われています。
わたしが、対面のカウンセリングしかお受けしていない理由の一つがこのことにあります。
五感を用いて近づけるようにと、聴かせて頂いています。
中医学では診断をする際について、次のように学びました。
(わたしは医師免許を持たないので、診断は出来ません)
『「四診(望・聞・問・切)」により体を観察し、施術者の五感を用いて体の状態を分析する。
主訴からだけではなく、全身の情報をあますことなく集めることが必要。』
カウンセリングする際に必要なこと同じです。
恐れることも、敷居も高くありませんのでご安心下さい。
【心理カウンセラー】や【予防カウンセリング】に代わる呼び名があれば・・・と考えてはいるのですが
思いいたらないまま、今になっています。